2020/11/0410月22日 石炭船接岸見学

10月22日 今年度、初のアトム海洋少年団の活動を行いました。

午前中、今日見る石炭船やそれをサポートする曳船(えいせん)の話を聞きました。

大きな船「石炭船」はどうしたら接岸することが出来るか?」という質問に、子ども達も「大きな船だから港に入ってくるの難しいよね?」「どうするんだろう?」と考え込んでいました。

それを分かりやすく解説してもらいました。

「大きい船は、前に進むことは出来るけど、他の方向に進むことは出来ません。その為に、曳船(えいせん)タグボートが大きな船を引っ張って、着岸をサポートしてくれる」と言う事を聞くと納得していました。

映像や話を真剣に聞いている子ども達でした。この後も制服に着替え準備万端です。

あいにくの雨でしたが、バスに乗り込んで出発しました。

最初に到着したのは、コンテナ・ターミナル会社の事務所です。普段一般の方は入れないのですが、内海曳船株式会社の協力していただき、特別に許可して頂きました。

今までこんなに近くにコンテナを見ることがないので、あまりの大きさにびっくりしていました。

「何が中に入っているの?」「この船にどれだけの荷物を積むことができるの?」など、気になったことを、思い思いに会社の人に質問していく子ども達でした。「クレーンが動いているよ」「フォークリフト、小さいのにコンテナもちあげているよ」など興味深々の子ども達でした。

この後、いよいよ石炭船が入港してきました。

「こんなに大きい船なんだ!」「なかなか、こっちに来るのたいへんそうだね。」

そこに登場したのが、曳船「冨田丸」の登場です。

合計4隻登場し、協力して石炭船を着岸させていきます。押したり、引いたりしています。

この曳船は、船の周りには、傷をつけないようにタイヤがついているんです。

(余談ですが、この曳船、松山港にダイヤモンドプリンセスが入港した時にも活躍した船です。)

雨が降っていましたが、傘をさしての見学、どんどん船が近づいてくるたびに歓声が上がっていきました。

無事に着岸できると拍手をしていましたよ。

大変貴重な経験が出来ました。見学に協力をして下さった会社の皆様、ありがとうございました。